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ごみ焼却施設のフロー図

各機器紹介


  • プラットフォーム

    ゴミ収集車で集められたごみは、プラットフォームに搬入されます。プラットフォームには投入扉が3門あります。自家用車などで運ばれたごみはダンピングボックス(1基)を使用してごみピットに投入します。


  • ごみピット

    ごみピットに貯められたごみは撹拌した後、ごみクレーンにて投入ホッパへ投入します。ごみピットの大きさは、約5,600㎥あり、約7日分(約890t)のごみを貯留することができます。


  • 焼却炉

    様々なごみ質に対応して、ごみ送り速度と燃焼用空気の吹き込み量を調整し、850℃以上の高温で焼却を行うことで、ダイオキシン類の発生を抑制します。


  • ボイラー

    焼却炉から送られてきた排ガスの熱を回収して蒸気をつくります。


  • 有害ガス除去装置

    消石灰と活性炭の働きで有害な物質を取り除きます。


  • ろ過式集じん器

    排ガスの中に含まれる有害な物質を取り除き、クリーンな状態にします。


  • 蒸気タービン発電機

    ボイラーで発生した蒸気で発電を行い、施設内の電力を賄うとともに余剰電力は売電します。蒸気タービン発電機の発電出力は最大3,100kWです。


  • 中央制御室

    コンピュータで、各設備の運転を24時間管理しています。運転データや各機器の状況を適確に把握し、安全に運転します。


  • 飛灰混練機

    ろ過式集じん器で捕集されたばいじんに重金属安定化剤を添加し、混練処理し、重金属類を安定化させます。


  • 灰クレーン

    主灰と飛灰を灰運搬車へ積み込みます。